2022.04.21
~4/9(土)、元広島東洋カープ監督の緒方孝市さんと約20組40人の親子が、広島県廿日市市の宮島の清掃活動を実施。さらに、フマキラーの新開発研究施設「ブレーンズ・パーク 広島」の見学会も開催。~
後援:廿日市市、廿日市市教育委員会 協力:株式会社プロアスリート
フマキラー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大下一明)は、4月9日(土)、フマキラー広島工場の対岸にある宮島での清掃活動として、「緒方さんと一緒に宮島を知ろう!きれいにしよう!」を開催いたしました。地元廿日市市の小学生18名と保護者20名の方にご参加いただきました。
当日は20℃を超える晴天に恵まれ、絶好の清掃活動日和となりました。開会式では、清掃活動中の注意事項に続き、元広島東洋カープ監督の緒方孝市さんが登場。憧れの緒方さんを目の前にして、少し緊張した表情を見せる子供たちもいました。
清掃活動は厳島合戦の舞台となった要害山(宮尾城跡)からスタート。子供たちは大きなゴミ袋を片手に山道を登りながら、一生懸命ゴミを探していました。宮島はボランティアの方が常に街をキレイにしているため、目立ったゴミは少なく、子供たちがゴミを見つけると大きな歓声が上がることもありました。
清掃ルートは階段や坂道の多いアップダウンのあるルートにも関わらず、子供たちはどんどん進み、熱心にゴミ拾いをする姿が見られました。子供たちの活躍により、側溝の中に落ちているガラス片やパイプの中に隠れた空き缶、浜辺に打ち寄せられたビニール袋など、最終的にたくさんのゴミが集まりました。まだ桜の残る美しい街並みを歩きながら、緒方さんと野球の話をするなど、子供たちにとって思い出となる清掃活動になったと思います。
また、今回のイベントでは清掃活動だけでなく、子供たちに宮島のことをより深く知ってもらうため、弊社の虫博士により「ミヤジマトンボ」などの話をさせていただきました。「ミヤジマトンボ」は絶滅危惧種に指定されていることや、海水と真水が混じったところでヤゴに成長すること、さらに遠くまで飛べないため世界中で宮島にしか生息していないことなど、子供たちは興味深そうに虫博士の話を聞いていました。質問コーナーでは、「宮島にはどれくらいの虫がいますか?」という、虫博士にも難しい質問が飛び出す場面もありました。
清掃活動終了後は、弊社の工場見学を行うためフェリーで移動。「すばらしいアイデアは、すばらしい環境から生まれる」という設計思想のもと、フマキラーの新たな開発研究施設として生まれた「ブレーンズ・パーク 広島」を見学していただきました。
子供たちだけでなく保護者の方も、ガラス張りの三角形の建物に驚いていました。さらに、建物内の壁を鏡張りにすることで、大きな万華鏡の世界に入り込んだような無限の空間が生まれ、そこから無限の可能性を感じ取ることができること。そして、こうした環境で自由な発想のもと開発研究に取り組むことで新たな製品を生み出していきたいという開発者の想いを説明させていただきました。その後は、さまざまな種類の蚊やゴキブリを飼っている昆虫飼育室をはじめ、ホタルの飼育設備や実験室などを順番に見学していただきました。
ブレーンズ・パーク内の施設を結ぶ外通路は、対岸の宮島・嚴島神社にある平安時代につくられた水上回廊をモチーフに設計されています。この土地の文化やモノづくりに込められた想いを過去から未来へとつなぐ象徴となっています。
工場見学の最後は、対岸に宮島を臨む開発研究棟で殺虫剤の効力試験を行いました。実際に虫を用いた実験を目の当たりにして皆さん驚いていました。
屋外で元気に活動する子どもたちを応援するプロジェクト「PLAY ACTIVE!」では、今後も宮島の清掃活動の開催を予定しています。
■集合写真
■開会式 緒方さん登場
■清掃活動スタート
■工場見学 ブレーンズ・パーク 広島へ
■効力試験の様子
■イベントスナップ