入社経緯
広島は私の地元ですし、「広島で落ち着いて仕事がしたい」と思い転職しました。フマキラーは広島発の会社で、地元に少しでも貢献したいという気持ちがあったので候補に挙げていましたが、実際入社を決めた大きな理由は経営理念です。「ひとの命を守る」という理念が印象的で、自分の仕事は小さいことかもしれないけれど、ちゃんと世界の役に立つ、貢献できていると感じられる。そこに強く惹かれました。
ITはもちろん、
コミュニケーションスキルを高めて、
会社の課題を解決する！
業務部 情報システム課
山嵜（2016年入社）
Interview
仕事内容
フマキラーの情報システム課のミッションは、主に３種類あります。一つ目は「運用保守・管理」、二つ目は「企画」、三つ目は「QA対応」です。
「運用保守・管理」というのは、社内のネットワークや、パソコン、サーバーといったハードウエア、販売管理・生産管理・会計などの各種システムを、社員の皆さんが安全に利用できるように日々メンテナンスすることです。
私がいま時間を割いている業務は、全社のPCのOSをWindows10にアップグレードするというミッションです。2020年にWindows7のサポートが終了してしまうので、会社の基幹システムをWindows10に対応させるために、日々格闘しています。
「企画」は、会社が抱えている課題に対して、ITシステムによるアプローチで解決につながる方法を考え、調べ、提案することです。何か新しい取り組みをスタートする際も、ITで効率的かつ効果的に進める方法を検証し提案します。
最近の企画業務としては「会議のペーパーレス化」ですね。会議で使う紙の量を減らすために、iPadで資料を共有するシステムを導入しようとしています。
ペーパーレス会議といっても、全てが100点ではないので、色々なものを調べて、トライアルを繰り返しながら進めています。
「QA対応」は、「パソコンが動かない」「ソフトのアップデート案内が来たけど、どうしたらいいの？」といった、社員の皆さんから寄せられる問い合わせに対応する業務です。
仕事をする上で大切にしていること
情報システムというと、パソコンと会話をするようなイメージがあるかと思いますが、実際はそうではありません。システムを使う現場の人たちと、どれだけコミュニケーションを取り、どれだけ理解し合えるか、ということが一番重要です。様々な人と顔を合わせて、「新しいシステムをどう築いていくか」を話し合うことに一番力を注いでいます。
例えば、製造部門で言うと、生産管理はどんな業務フローで、どうシステムにデータを投入して、どのように原価を計算していくか、といったディテールまで話します。
私は、「自分が経験できることは少ない」という考え方なので、色々な人の考え、経験を聞くことが、自分にとってとても有用なことだと思っています。それによって選択肢も広がると思うので、相手を尊重して、相手の言葉をしっかり聞くということをモットーに仕事をしています。
仕事のやりがい
私が入社して間もない頃、メールソフトを全てGmailに切り替えるというプロジェクトが走っていました。私は前職で、マニュアル作成の経験も積んでいましたが、その感覚でマニュアルを作ったら社員には伝わらなかったんです。ITはとても便利なツールですが、それを作る側と使う側の意識には大きな差があることを知りました。もっと使う側の人に寄り添ったシステムを提供することが必要で、それにはマニュアルの言葉一つ取っても、分かりやすく噛み砕いた表現にすることで、ようやく使えるものになることを実感しました。そして使い方を分かっていただいて、トラブルなく稼働できた時はとても感動しましたね。
私はあがり症なので、人前で話すのは得意ではないんです。でも、会話をすることで自分が知らないことをどんどん学んでいくのは、非常に楽しいです。ただ、大勢の前に立つとやはり緊張はするので、もっと場数を踏まないといけないですね。それを繰り返していると会話の能力もついてきますし、業務知識や新たな知見というのも増えてくると日々感じています。
フマキラーの好きなところ
入社して真っ先に感じたのが、全国に自社製品が置いてあることの喜びですね。どの県のドラッグストアやホームセンターに入っても自社製品が置いてあるので、それだけ多くの人に身近に感じてもらえているなあと。それはやりがいがありますよね。
仕事では、企画の業務など幅広いことが学べますし、自分がやってみたいこと、挑戦したいことを口に出せば、やらせてもらえます。挑戦できる環境が整っているところも良いですね。
働く意義・目的
入社後の研修で、世界には小さな虫で命を失くしている人が多いということを知りました。今までは仕事というのは自分のため、家族のためという気持ちだったんですけど、会社全体が「世界のひとの命を守る」ことに力を入れて取り組んでいるということには、すごく感動しています。自分は、直接製品を作る立場ではないですが、会社として取り組んでいるので「ひとの命を守る」ということに少なからず貢献できていると思います。それはとても大きなやりがいですし、もっと頑張ろうという力になると感じています。
OFFの過ごし方・趣味
健康維持のためにランニングをしています。まだ始めて間もないのでフルマラソンではなく、町の小さなマラソン大会などに友達と参加して、少しずつタイムを上げようと、10kmのタイムを計ったりしています。
