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ダニ(こん虫ではない) |
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ダニ目
おもな科:チリダニ科、コナダニ科、ツメダニ科、
オオサシダニ科、マダニ科、ハダニ科
家の中ではチリダニ科、コナダニ科、ツメダニ科が多い |
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多くのダニは0.3mm以下だが、マダニは2~4mmほどで、吸血すると10mmまで大きくなる。
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しゅるいによってさまざまだが、屋内のチリダニ科、コナダニ科、ツメダニ科などは、梅雨時に多くなる。
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全国の家の中や草むら、動物の体表、土の中など |
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ダニのなか間は世界中で数万しゅるいと言われている。
このうち、家の中によくいるダニは30~40しゅるい。
中でも代表てきなダニは、チリダニ科のコナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ。
コナダニ科のケナガコナダニ。
ツメダニ科のクワガタツメダニなど。
その他、マダニ、ツツガムシ、イエダニなどがいるよ。
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チリダニ科、コナダニ科のえさは、ほこりの中のあか、フケ、食べこぼし、カビなど。
ツメダニは他のダニや小こん虫をつかまえて食べる。
ネズミなどに寄生して吸血するイエダニは、宿主が死ぬとはなれて人をさすことがあるんだ。
マダニやツツガムシも吸血するダニだよ。
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ダニのなか間はとても小さく0.3mm以下なので、直せつ目で見ることはむずかしい。
チリダニ科、コナダニ科、ツメダニ科などは家の中に多く、カーペットやタタミのほこりの中にいる。
またオオサシダニ科のイエダニなどは、ネズミや鳥に寄生している。
屋外の草むらには、マダニやツツガムシなどがいるぞ。
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チリダニ科、コナダニ科、ツメダニ科などのダニは10~30日ほどでたまごからせい虫になる。
温度25℃いじょう、湿度60~70%いじょうになると大発生するぞ。
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ダニによるひがいはさまざま。
ホコリの中にいるヒョウヒダニはアトピーせい皮膚炎やアレルギーの原いんになり、ツメダニやイエダニは人をさす
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屋内のダニ予ぼうには“ダニブロッカー”などの殺ダニ剤がきくよ。
しかし、ダニの死がいやふんもアレルギーの原いんとなるので、ころしたダニをそうじきなどで、しっかりとすい取ろう。
このとき、ホコリをすわないように“アレルシャット”などでかためるのがおすすめ。
ふだんから、こまめな部屋の換気かんき、ふとんほし、そうじをしよう。
屋外では “スキンベープ”などを肌はだにぬるとダニの予ぼうになるけれど、さん歩中の犬が草むらでマダニに寄生きせいされることがあるので、とくに耳たぶなどに注意しよう。
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森林に住んでいるダニは、くさった植物や動物の死がいを食べて土に返す役わりをはたしているんだ。 |
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ダニはこん虫とちがい、8本の足がある(こん虫は6本)。
しかし、ダニのよう虫はこん虫と同じように足が6本しかない。
大きくなると足の数がふえるんだよ。
ドイツのアルテンブルグ地方の「アルテンブルガーチーズ」は、チーズコナダニがいるビンに数週間入れて作る。
チーズの表面にダニがびっしりとつくと、レモン風味のおいしいチーズができあがるんだ。
「つつがなく」の語源ごげんはダニの「ツツガムシ」から来ているんだよ。
ツツガムシにさされるとツツガムシ病という高ねつを出す病気になる。
そこから「ツツガムシがいない」と「けんこう」ということになり、「つつがなく」くらしていると言うようになったんだ。
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